総合内科専門医試験と内科専門医試験の違いについて

総合内科専門医

初めまして。市中病院で医師として働いているKateです。

私は、2024年に総合内科専門医試験を受けました。

常勤として働き、2人の子供を育てながら、試験勉強を行って合格するのは絶対に無理だと思い、半ば試験を受けることを放棄していました

サブスペシャリティの専門医をやっと取ったし、、内科に関してはどーでもいいや、むしろ勉強したくない・・・

と考えていましたが、2026年の措置的受験期限が刻々と近づいてきて、試験について真剣に考えるようになりました

まず、引っかかったのは、内科専門医と総合内科専門医の違いについてです

はっきり言って名前似過ぎててややこし!!と思いました

私はどっちを受けなきゃいけないの???というところからのスタートでした

まず、基本領域資格が認定内科医なのか、内科専門医なのか、というところからスタートします。

基本的に認定内科医を取得している人は内科専門医は取る必要はなく、次に取るのは総合内科専門医です

内科学会のホームページに総合内科専門医資格を取得すれば、後々、(新)内科専門医としても認定される流れとの記載があります

内科専門医を持っている人は、次に総合内科専門医を取ります。

基本領域が認定内科医の場合

(日本内科学会ホームページより引用)

(日本内科学会ホームページより引用)

病歴要約提出免除(措置的受験)とは

病歴要約10症例を提出しなくても、受験ができる措置のことです

具体的には以下の方々です

2015年の認定内科医取得者 ⇒ 2021年度~2026年度までの中で1回のみ措置的受験可能
2016年の認定内科医取得者 ⇒ 2022年度~2026年度までの中で1回のみ措置的受験可能
2017年の認定内科医取得者 ⇒ 2023年度~2026年度までの中で1回のみ措置的受験可能
2018年の認定内科医取得者 ⇒ 2024年度~2026年度までの中で1回のみ措置的受験可能
2019年の認定内科医取得者 ⇒ 2025年度~2026年度までの中で1回のみ措置的受験可能

※措置的受験をせずに病歴要約を提出し、総合内科専門医試験受験は可能(筆記試験が不合格で試験不合格であった場合、次年度以降は病歴要約免除)

※継続的な内科への従事は原則として週31時間以上の内科勤務、内科臨床大学院在学中の場合は週1以上の内科勤務(内科診療証明書の提出が必要)が必要。詳細は内科学会にお問い合わせください。

私の場合は、2015年の認定内科医取得者で、2021年に更新をしたため、2026年度までに1回のみ措置的受験可能でした。そのため、2026年度までに措置的受験を受けようと思っていました

措置的受験が可能なのは2026年度までということもあり、2025年度2026年度は受験者が殺到するのではないかと予想されます

セルフトレーニング問題を2年分解く必要があるので(忘れがち)一度もセルフトレーニング問題を解いたことがなくて、2026年度の受験をするためには

2025年, 2024年, 2023年, 2022年, 2021年の対象年度内に2回以上のセルフトレーニング問題合格実績が必要です

セルフトレーニング問題の申込方法

基本領域が内科専門医の場合

(日本内科学会ホームページより引用)

(日本内科学会ホームページより引用)

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