はじめに:研究や病棟業務を“寝当直中”に頑張っていたけど…
以前の私は、寝当直の時間を使って、研究や病棟業務の残務をこなしていました。
日中に手が回らなかった症例のまとめや、学会発表用のスライド作り、論文の下書き…。
「この時間をどう活用するか」が鍵だったんですよね。
ただ、ふと思ったんです。
「これって業績にはなるけど、お金にはならない」
「私は教授になりたいわけでもないし、何のためにこの論文書いてるんだろう?」
もちろん、長い目で見れば業績が将来のキャリアにつながる可能性もある。
でも、今この瞬間に“家計を支えるお金”になるかというと、違うな…と思ったんです。
そこで少し方向転換。
研究からいったん離れ、「自分の力で収入を作る」ための副業に時間を使うようになりました。
寝当直を「副業タイム」に変えるという選択肢
最近の私の定番の働き方は、土日の寝当直を“副業タイム”に使うことです。
やり方はシンプル:
- 夫が土日家にいることが分かっている週末に、
- スポットで寝当直を入れて、
- その夜に副業(ブログ執筆や事業の準備など)を進める。
寝る気?ありません(笑)
最初から「寝られない前提」で行ってます。
寝当直って実はあまり寝れません
「寝当直」とは言っても、実際には:
- ナースコールや物音で浅い眠りにしかならない
- 呼ばれたらすぐ対応しなきゃいけない緊張感
- 翌日も朝まで拘束されてる感覚
つまり、ぐっすり休める環境ではない。
ならいっそ、「眠れない時間を“使える時間”に変えよう」と思ったわけです。
家では集中できない。でも寝当直ならできる
自宅で副業に集中しようと思っても、現実はなかなか難しいですよね。
- 子どもに呼ばれる
- 家事が終わらない
- 作業途中で中断される
でも寝当直中なら:
- 個室がある
- 誰にも話しかけられない
- 時間はまとまってある
- 当直料も発生する
まさに副業するには理想的な時間帯なんです。
ただし、ひとつだけ注意点があります👇
ポケットWi-Fi or テザリングは必須アイテムです
寝当直の当直室って、Wi-Fiがないことがよくあります。
意外と盲点なんですが、これがあるかないかで作業効率は大違い。
私は以下のどちらかを必ず準備しています:
- ポケットWi-Fi(小型軽量のもの)
- スマホのデザリング設定済み(容量無制限プラン推奨)
ブログ更新、Canva操作、資料ダウンロード…
どれもネットがないと詰みます。ここ、本当に大事です。
副業は“すぐに稼げない”からこそ、時間確保が重要
私の副業は、ブログ運営や個人事業の準備など、種まきフェーズのものが中心。
だからこそ、まとまった思考時間をどうやって確保するかがカギなんです。
寝当直の夜は、
- 誰にも話しかけられない
- 電話もならない
- 深夜だからSNSも静か
静かな時間に、未来の収入を育てる作業ができる。
今の私にとっては、最強の副業タイムです。
寝当直バイトはどう探してる?
私は、医局のバイト派遣やM3、民間医局などでスポットバイトに行っています。
まとめ:寝当直 × 副業 = 医師ママにおすすめの時間の使い方
- 寝当直中に、研究ではなく「副業」に時間を使い始めた
- Wi-Fiを確保して、作業時間にフル活用
- 副業はすぐにお金にならないけど、確実に“未来”を育てている実感がある
- 家事育児と並行しながらも、自分らしい働き方が見えてきた
医師という働き方の中にも、
「お金になる時間の使い方」は確かにあると気づいた、そんな実感です。
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