臨床を続けながら“別ルート”を作りたい医師が、最初に考えるべき3つのこと

目次

はじめに

臨床は嫌いじゃない。

やりがいもあるし、意味のある仕事だと思っている。

ただ、ある時から

「このまま一生、病院だけで働き続けるのかな?」

と考えるようになった。

子供のことも考えないといけないし、時間と責任に追われる臨床医の仕事は子育てと相性が悪いなと感じた。

副業、AI、ブログ、起業。

選択肢はいろいろあるようで、実際には何から手をつけていいのかわからない。

私自身、あれこれ手を出しては迷ってきた。

その中で、少しずつ見えてきたことがある。

今日は

臨床を続けながら、別のルートを作りたいと思ったときに、最初に考えるべきこと

を整理してみたい。

成功談ではない。

むしろ、途中経過のメモに近いもの。


①「何になりたいか」より先に、制約を考える

何か新しいことを始めようとすると、

「将来どうなりたいか」を考えがちだ。

でも、ここで止まる人が多い気がする。

理由はシンプルで、制約を無視しているから。

  • 実際に使える時間はどれくらいか
  • まとまった時間は取れるのか
  • 家庭や当直、急な呼び出しはあるか
  • うまくいかなかったとき、どれくらい耐えられるか

別ルートは「自由な働き方」ではない。

現実には、制約だらけの中でどう動くかの話になる。

ここを言語化しないまま進むと、

どの選択肢を選んでも苦しくなる。


②「やりたいこと」より「積み上がる形」を選ぶ

次に悩むのが

「何をやるか」。

このとき、つい

「今、稼げそうなもの」

に目がいきがちだけど、臨床と並行するなら相性は大事だ。

私が現実的だと思っているのは、次の3つ。

  • 書く(ブログ、note、文章)
  • 作る(ツール、Bot、テンプレート)
  • まとめる(情報整理、要約、翻訳)

共通しているのは、

一度やったことが、あとから効いてくること。

逆に、やればやるほど消耗するものもある。

単発の仕事や、時間を切り売りする形は、

臨床と完全に奪い合いになる。

別ルートを作る目的は、

忙しくなることではないはずだ。


③「稼ぐ」より先に、信用を積む

一番地味だけど、一番大事なこと。

別ルートは、すぐにはお金にならない。

これは正直なところだ。

だから焦って

「有料にしなきゃ」「形にしなきゃ」

となりがちだけど、ここで無理をすると続かない。

実際の流れは、たぶんこうだと思っている。

  1. 自分の経験や考えを言語化する
  2. 同じことで悩んでいる人が集まる
  3. 「この人の考え方は参考になる」と思われる
  4. その延長線上で、初めてマネタイズが成立する

遠回りに見えるけれど、

一番安定するのはこの順番だと思う。


おわりに

別ルートは、

臨床をやめるための逃げ道ではない。

「このままでも生きられるし、別の道も選べる」

その状態を作るための準備だ。

私自身、まだ途中にいる。

迷いもあるし、正解が見えているわけでもない。

それでも、

何も考えずに流されていた頃よりは、

少なくとも自分で考えて進めている感覚はある。

同じところで立ち止まっている人の、

思考整理の材料になればと思う。

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この記事を書いた人

医師として10年以上働きながら、子どもを育てているママ医です。
医療の現場で働く中で、「このままの働き方をいつまで続けられるのか」と感じるようになりました。
同時に、AIやプログラミングが医療や社会を変えていく流れを感じて、
「もし私もこの波に乗れたら、何かが変わるかもしれない」と思うようになりました。このブログでは、AI・プログラミングの学び直し、医師としてのキャリア再構築、そして子育てと挑戦の両立という、日々の試行錯誤を記録していきます。
まだ“できた人”ではなく、“変わりたいと願う人”としての記録です。
私の迷いと実験の記録が、誰かの次の一歩のヒントになれば嬉しいです。

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